芸能

「M-1」高視聴率の裏で大顰蹙を買った「録画すれば半分以下で済む」過剰演出

 マヂカルラブリーが王者に輝いた12月20日放送の漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2020」(テレビ朝日系)が、平均視聴率19.8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と高視聴率を獲得した。

「20%の大台に限りなく迫ったことで、局上層部もホクホク顔だといいます。今年は午後6時34分に番組がスタート。数回のCMを挟みながら、出場者の控室や過去映像などで盛り上げ、視聴者の期待感を高める演出でした。ただし、司会の今田耕司と上戸彩が登場したのは午後6時56分。今か今かと漫才の開始を楽しみにしていたファンからは、この番組構成に大ブーイングが起きましたね。オープニングを長めに取り期待感を煽る手法は決して珍しいケースではありませんが、さすがに引っ張り過ぎだったかもしれません」(エンタメ誌記者)

 ネット上では「毎年必ず録画してるけど、約3.5時間の番組が1.5時間で見終わる。もっと短くできないものか」「視聴者としては笑いたくて観てるのに、甲子園並みの感動に持って行こうとするのがちょっと違うかなと思う。つまらないオープニングなんてどんどんカットしろよ」「予選と決勝合わせて13演目に3時間半って、あり得ないくらい間延びした放送。視聴者をナメてる構成にウンザリだ」「毎年引き伸ばしやCMがくどいので録画して追っかけ再生で見てる。今年は特に大正解だった模様」などといった声が寄せられている。

 オープニングをダラダラと伸ばすのは、時間枠を大きくとってスポンサー料をより稼ぐためとも言われているが、視聴者不在の演出は今後も物議をかもしそうだ。

(ケン高田)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論