去る3月25日放送の4時間音楽特番「Premium Music 2020」(日本テレビ系)の中で繰り広げられた「松任谷由実スペシャルドラマ」。
ドラマでは、“ユーミン”と呼ばれる松任谷が苗場スキー場で毎年開催するライブ「SURF&SNOW in Naeba 」が今年で40周年を迎えたことから、なぜスキー場でライブを開催するようになったのかが描かれた。ユーミンの夫で音楽プロデューサーの松任谷正隆をSexy Zoneの菊池風磨、ユーミンを女優の松本まりかが演じた。
松本と言えば、見る者の背筋を凍らせるようなエキセントリックで怖いキャラクターを演じることが多いが、今回は感情をほとばしらせるシーンは皆無。ロングソバージュの黒髪カツラをかき上げながら、淡々とユーミンを演じていた。
そんな松本は3月15日放送の「誰だって波瀾爆笑」(日テレ系)にゲスト出演。かつて役作りに役立つのではないかと思い、いわゆる行きずりの男からのガールハント行為に対する偏見を捨て、声をかけてきた見知らぬ男性と居酒屋に行った時の話が明かされていました。
「何でも、居酒屋で、松本がウーロン茶を頼んでトイレに行っている間にハントしてきた相手の男が店員にウーロンハイを頼んでいたとのこと。それに激怒した松本は『そんな詐欺まがいのことしていいの?』としてなぜハントしようとしたのか、行きずりの女性を口説くことの何が楽しいのかと立て続けに問い、さらに、『これで何を求めてるの?それで(誘った相手が)彼女になったことあるの?』などと理詰めで迫り、男を怖気づかせて退散させた過去を笑顔で明かしていました。そのためネット上では、松本のハマリ役と言える“エキセントリックなキャラ”は演じているわけでなく、素顔に近いのではないかとの見解が続出。今回のユーミン役のような“普通キャラ”こそが松本にとっては逆に“演じているキャラ”なのではないか、といった指摘があがっています」(女性誌記者)
普通キャラを演じていると「どんでん返しがあるのでは」「いつエキセントリックなキャラに変身するのか」とさえ思われてしまう松本。ユーミン役は、視聴者にとって物足りなかったかもしれない。