ナインティナインの岡村隆史の不適切発言への批判が鳴りやまない。
岡村は4月23日深夜のラジオ番組「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)で、新型コロナが終息した後に「絶対、面白いことがある」とし、性サービス店について言及。「短期間ですけれども美人さんがお嬢をやります。短時間でお金を稼がないと苦しいですから。3カ月のあいだ集中的に可愛い子がパッと働きます。それでパッとやめます。『こんな子入ってた?』っていう人たちが絶対、入ってきますから」と発言し、「女性蔑視だ」と猛批判を浴び続けている。
「これにより27日、ニッポン放送は『女性の尊厳と職業への配慮に欠ける発言がございました』と謝罪。吉本興業も29日、公式ホームページで岡村と面談したことを伝え、岡村本人の『不快な思いをされた方々に深くお詫び申し上げます』とした謝罪コメント掲載しました。しかし28日には橋本聖子女性活躍担当相が定例会見で苦言を呈するなど飛び火し、岡村が『チコちゃんに叱られる!』や『麒麟がくる』に出演するNHKにも苦情が殺到しているといい、波紋は広がるばかりです」(芸能記者)
岡村は30日深夜に放送の同番組で改めて謝罪をするというが、かなり厳しい状況に追い込まれる可能性もあるという。
「深夜ラジオに下ネタはつきもの。そのためパーソナリティーとリスナーという近い関係の間では単なるシャレで通じる部分もあり、岡村のその辺りがマヒしていたのでは。そのため擁護する声もありますが、今の世間一般の見方に当てはめれば、人権を侵害するような言葉を発した時点でアウト。思い出されるのは2008年、歌手の倖田來未が同じく『オールナイトニッポン』で『35歳をまわるとお母さんの羊水が腐ってくるんですよね』と発言したことで大炎上となり、約4カ月にわたって活動自粛に追い込まれた騒動です。風当たりによっては、同じような代償を背負うことになりますよ」(芸能ライター)
発言の内容は当然のこと、加えて罪なのは、批判を生んだ発言が深夜ラジオをつまらなくする可能性を生んでしまったことだろう。