ナインティナインの岡村隆史が、報道陣から責め立てられた経験をブチまけた。10月31日放送のラジオ番組「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」(ニッポン放送系)で明かしたものだが、それは、10月27日に岡村が堤真一とW主演を務める映画「決算!忠臣蔵」の完成披露試写会が行われた時のことだったという。
「岡村は中村義洋監督や主要キャストと舞台あいさつを行ったそうですが、吉本興業所属の売れっ子芸人である岡村のコメント欲しさに報道陣が殺到。映画は限られた予算内で仇討を果たそうとする赤穂浪士の奮闘を描いた時代劇コメディーで、金にまつわる内容であることから、お笑いコンビチュートリアル・徳井義実の『納税未申告問題』絡みの質問が相次いだそうです。徳井の問題に端を発し、自身の納税について聞かれたり、独身仲間の芸人で構成される『アローン会』のメンバーである徳井に絡めて会の今後について追及されたり…。とにかく手を替え、品を替え、痛くもない腹を探られることになりました。登壇前、関係者から映画のことだけをしゃべるよう念押しされたものの、想定外のツッコミが続出したんです」(ネットライター)
映画宣伝で個別取材を受けた岡村は、そこでも徳井問題や闇営業など事務所にまつわる記者の質問が次々に飛び出したという。
「岡村が一番エグイ例としてあげたケースが『忠臣蔵のお話ですけども、忠臣蔵と言いますと、やっぱり忠誠心やと思うんですけども、吉本に対する忠誠心は?』と聞いた後に、社長や会長の名前を出して、『この方は、この忠臣蔵で言うと誰になります?』と徹底的に事務所絡みの話題を続けた猛者。岡村は『つかまったら言わなアカン』という姿勢のために、今後は『え?分かんないです、知らないです』『ちょっと分かんないですね』『ちゃんとやってます』『大丈夫です、はい』『今まで通りです』のパターンで何とか逃げ切る作戦であることを明かしていましたね」(芸能ライター)
ラジオ番組では、徳井の問題について、みずから言及していた岡村だけに、一方的な言いっぱなしでは筋が通らないと、今後も追いかけられること必至の情勢だ。
(塩勢知央)