昨年から急増している、芸能人のYouTube進出。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う活動自粛で巣ごもり生活を余儀なくされ、テレビやイベントなどでのアピールの場を失った美女たちが、次々にYouTubeデビューを果たした。
しかし、有名人だからといって成功するとは限らないのがYouTube。それぞれのタレント性、セルフプロデュース能力が改めて問われるのだ。
まず一人目は、元モーニング娘。のゴマキこと後藤真希である。4月15日に公式YouTubeチャンネル「ゴマキのギルド」を開設し、週2~3本のペースで順調に動画をアップしている。
かねてより熱狂的ファンであることを公言するオンラインゲーム「モンスターハンター:ワールド」のゲーム実況動画がメインコンテンツ。
「毎回、ラフなスウェット系部屋着姿で大きなソファにゴロンと身を預けての一人語りから始まり、ゲーム実況に入っていくというスタイル。ドアップにも耐えうる美貌と、スウェット姿でも分かるスタイルの良さには驚かされます。本人もゲームをしながらのトークの難しさを明かしていますが、いつも実況よりもゲームに夢中。ある意味、素でゲームを楽しむゴマキの姿が見られるわけですから、ファンにはたまらないのではないでしょうか」(芸能記者)
だが、一方でこんな意見もある。
「伝わってくるのは、画面に出てくる漢字が読めなかったり、舌打ちを連発したり、スウェットが似合いすぎていたりという、はすっぱなヤンキー臭。どうにも本心が分かりづらく上滑りしたようなトークは、好き嫌いが分かれそうですね」(女性誌記者)
チャンネル登録者数は開設から1カ月半で10万人。再生回数も10万回前後で安定している。スタートとしては決して悪くない成績だろう。というか、昨年報じられた不貞の相手と知り合ったきっかけこそ、まさに「モンハン」の協力プレイじゃなかったか? まだあの騒動から1年ちょっとしか経っていないにもかかわらず、自らタブーに触れていくそのメンタルに驚かされる。(露口正義)