昨年から急増し、新型コロナ騒動で、さらに爆発的に増殖しているのが、芸能美女ユーチューバー。彼女たちのユーチューバーとしての適性をズバリ、ジャッジしていこう。
2004年11月に開設した「しょこたん☆ブログ」が大人気となり、“ブログの女王”として注目され、ネットを通じた活動に誰よりも早く成功した中川翔子が、意外にも自身の公式YouTubeチャンネルを開設したのは、この4月10日だった。
ゲーム実況と得意のイラストの“描いてみた”動画がメインの「中川翔子の『ヲ』」は現在、チャンネル登録者数約22万人超。開設から2カ月強の数字と考えると、健闘しているほうではあるが、かつてのブログの人気ぶり、彼女の趣味であるゲームやアニメなどのオタク文化とネットの親和性を考えると、もっと伸びてもよさそうなものだが…。
「いえいえ、再生回数は好調です。5時間を超えるゲーム実況生配信も30万回再生を超えており、今年の5月5日で35歳と、もはや“アラフォー”と呼ばれる世代になってきましたが、根強い人気を証明しています。動画の更新頻度も上がっており、今後、登録者数もまだまだ伸びていくでしょう」(ITジャーナリスト)
再生回数が多いのは、ゲーム実況よりもイラスト動画だ。
「大人気コミック『鬼滅の刃』のキャラクターを下書き無しで描いた動画は、200万回再生と完全にバズっています。よけいなトークもなく時間も短く見やすい動画で、今後、人気を定着させるヒントになるのではないでしょうか」(前出・ジャーナリスト)
そのマルチな才能はYouTubeでも大いに発揮されそうだ。
(露口正義)