プロボクシングの元世界チャンピオン3人によるYouTubeチャンネル〈渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則 公式チャンネル〉、6月8日に〈Vol45【世界王者で得した事!】海外での激ヤバ体験!海外で感じた世界王者の権威とは?〉を投稿した。この回は、ボクシング志望者を増やそうと、世界チャンピオンになって得したことを3人で語り合おうと言う内容だった。
「世界チャンピオンって言うのはステータスがあるじゃないですか?例えばプロ野球選手や芸能人だとしても世界チャンピオンは“うわっ!すごい!”って」
昔、野球をやっていたことからあこがれのあるプロ野球選手からも尊敬され、異性の目線も違うと畑山は語った。
子供の頃、やんちゃだった竹原は、まわりから竹原とは付き合うなと言われていたそうだが、「チャンピオンになったとたんに、『あの子はうち(子供)の友達よ』とか、そう変わりますよね」と自慢の存在に様変わりしたと語った。
「功績を残すと人の見方が変わるんだよな」と感想を挟む渡嘉敷氏は、タレントに転向して早々、海外ロケに行った際の過去のエピソードをこう振り返った。
取材の許可証をもらっていないスタッフが管理人に「日本の大スターが来ている」と交渉したものの場所はビバリーヒルズ。「ここには世界の大スターがいる」とあっさり断られてしまったのだとか。ところが、「ボクシングの世界チャンピオンだ」とスタッフが渡嘉敷氏を説明すると、「ユー、ワールドチャンピオン?OK!」と管理人はとたんに態度を変えたのだと得意げに語る渡嘉敷氏だった。
視聴者のコメントに〈日本を含めた世界チャンピオンボクサーは、普通のスポーツ選手とはちょっと違う扱いで「歴史上の人物」として扱われますね。それは日本でも同じです。 渡嘉敷さんも竹原さんも畑山さんも「歴史上の人物」なのです。世界チャンプはそれほど格が違います〉とあった。
そんな世界チャンピオン3人のオモシロ話を視聴できる我々は、今まさに〈得した時間〉を過ごしていると言えそうだ。
(ユーチューブライター・所ひで)