乃木坂46・秋元真夏が6月14日に放送されたグループの冠番組「乃木坂工事中」(テレビ東京系)に出演。過去の番組収録で自身が体を張ってリアクションを取ったはずが、オンエアでバッサリとカットされたことについて不満を露わにする場面があった。
この日はメンバーが自身にとっての“神回”を振り返るという企画が放送され、4期生メンバーの筒井あやめは激臭を放つことで知られる果物・ドリアンを食べた回を挙げていた。
しかしそこで秋元は、「私もドリアンをしっかり食べたんですよ。私大っ嫌いなのに! なのにカットされてるんですよ」と自身も筒井同様にドリアンを食べて、しっかりリアクションを取ったのにカットされてしまったと主張。
実際、放送では筒井のみのオンエアとなっており、秋元にドリアンを食べるように促した張本人でもある番組MCのバナナマン・設楽統は「リアルなことを言うと、筒井のリアクションがダメだった場合は秋元のもオンエアに乗っけて成立させるの。でも、筒井だけでもいけるってなったから秋元が落ちたのよ。あれは保険だったのよ。申し訳ないけど…」と、バラエティのリアルな裏側を教えた。
秋元は悲しがるリアクションを見せていたが、続けて設楽は「でもいいんだよ、後輩の背中を押してあげたっていう、お笑い芸人と一緒ですよ」と、カットはされたものの秋元のリアクションもしっかり意味を持っていたことを説明。同じくMCのバナナマン・日村勇紀も「秋元だからいいよね。ちゃんと保険で活躍して、なおかつ後輩に譲るっていうのは」とフォローしていた。
「まだ経験の浅いメンバーをサポートするのも、先輩メンバーの役目。もちろん、気配りもできてアイドル歴8年を数える秋元ですから、設楽に言われなくても保険的な役割があることは薄々感じているはず。今回のように、あえて掘り返すことで未公開シーンとして放送されるきっかけにもなったりしますから、頑張ったのにカットされてしまったという時には、その事実をどんどん口に出していくべきでしょう」(アイドル誌ライター)
秋元をはじめとした頼もしいバラエティ班が後ろに控えていることで、後輩たちも安心して番組収録に臨むことができるはずだ。(石田安竹)