新井に続いて標的になったのは、今年7月に藤浪晋太郎や鳥谷敬、中田翔らとともに美女ホステス21人とクルージングを楽しんでいたところをフライデーされた西岡剛だ。
「膝を痛めて登録抹消されましたよね。あれはトレーナーの発表だけでしょ。痛いって言ってるのは本人だけ。ケガしてないんじゃないですか」
と清原氏。西岡が登録抹消されたのは7月30日(その後、8月17日に一軍復帰)例のスキャンダルが発覚した翌週だ。在阪のトラ番記者もこの問題には首をかしげている。
「実はあの件で、西岡は藤浪の初スキャンダルを作ったという責任で謹慎させられているんではないかと噂になっていました」
事実、金本氏も膝のケガについて「僕も知っています。だけど(真相は)言えません」と意味ありげに応戦したのだった。
ところで、金本氏といえば02年にFA宣言し、阪神へ移籍した際、ずいぶん悩んだことは知られた話である。その金本氏が唐突にこう切り出した。
「星野(仙一)、あのオッサンね、今年優勝でしょ。マー君のおかげで」
金本氏は星野監督(当時)の熱烈な勧誘の末、阪神に入団した経緯がある。そのやり取りの中で星野監督から「阪神に来なかったら後悔するぞ」と脅されていたという。
「一生俺について来いとか言って、優勝したらすぐ逃げたでしょ」
と毒づくアニキ。さらに、阪神に入団して驚いたのは選手のお財布事情だった。
「広島もケチでしたけど、阪神はもっとケチ。これ本当!」
阪神はかつて、選手同士は上下関係なく割り勘が慣習となっていた。中でも金本氏が言うには「阪神のNHK」といわれる中西清起、平田勝男、木戸克彦の3氏がケチトリオで、阪神のあしき割り勘文化を作った張本人だという。そして、
「後輩選手に飯をおごったら『おごってもらってありがとうございます』と言われた」
その一方で、ライバル巨人の選手は派手に遊んでいるのだとか。
「僕がね、WBCの時に鳥谷とかに聞いたんですけど、巨人はとにかく派手。阿部が女の子を持ち帰ったりね。阿部ですよ。どう見てもバカボンのパパでしょ」
ここで同じ釜の飯を食べた清原氏が参戦。こう暴露するのだ。
「阿部の給料も違いますからね、裏金といい」
清原氏が爆弾発言をした瞬間、司会者が放ったのが冒頭のセリフだった。