漫画家でタレントの蛭子能収が7月9日放送の「主治医が見つかる診療所2時間スペシャル」(テレビ東京系)に出演。軽度の認知症であると診断され、衝撃が走っている。
蛭子は軽度ではあるものの認知機能障害があり、「レビー小体病」と「アルツハイマー」の合併症であると診断された。視空間認知の衰えや幻視の症状があるという。
この結果に、蛭子を心配する声と、「やはり」という声が上がっている。
「蛭子は昨年12月に『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京系)を卒業。その理由を歩くのが辛くなったからだとしていました。ところが、一部のファンから『脳の老化』を心配する声が上がっていたんです」(週刊誌記者)
確かに6月3日、「水バラ もう一度見たい!ローカル路線バス乗り継ぎの旅 特別編」のオープニングにリモート出演した際、かなり老け込んだように見えたことから、脳の老いが原因ではないかとの見方が強まっていた。今回の診断はそれを改めて証明することとなった。
気になるのは今後の仕事。蛭子本人は、できる間はずっと続けたいと話している。
「ただ、今でも復帰が待たれるバス旅は完全にアウトでしょう。認知症は朝と晩に悪化するそうで、医師から『朝早いロケや泊まり込みのロケは避けるように』と言われていました。バス旅はそのどちらにも当てはまります。蛭子のことを考えれば、このまま引退させてあげるのが一番です」(前出・週刊誌記者)
診断した医師によれば、レビー小体病には薬があるという。治療を続けて少しでも長く芸能活動を続けられるよう祈りたい。