お笑い芸人の新規参入が相次ぐYouTubeの世界で、中堅コンビ芸人が人気YouTuberもびっくりの高収益を達成していた? 8月22日放送の「ゴッドタン」(テレビ東京系)で明かされた数字に業界関係者が震撼しているという。
この日は「YouTube芸人サミット」と題して4組のコンビ芸人が出演。チャンネル登録者数16.8万人、総再生回数2214万回という実績を持つ「さらば青春の光」は、参入のきっかけとして「少しでもお金になれば」とド直球の動機を口にしていた。
「ここでMCの劇団ひとりが『実際どうですか?』と水を向けると、さらばの森田哲矢は『家賃は余裕で払えるようになりました』と説明。家賃は18万円くらいだと明かし、『月に40万再生くらいすれば家賃は払える』との実績を明かしたのです。この数字にほとんどのYouTuberは度肝を抜かれたに違いありません」(ネット系ライター)
森田が明かした数字からは「1再生あたり0.45円」という広告単価が計算できる。しかしYouTubeの広告単価は0.01円や0.1円といわれており、とあるテレビ番組では業界コンサルタントが「0.04~0.24円」という数字を口にしたことも。森田が明かした数字はそれより高いうえ、業界トップの人気YouTuberすら上回るというのだ。
「誰もが知る人気者のHIKAKINは、広告単価が0.3円とも0.4円とも言われています。7月の再生回数はサブチャンネルとの合計で2億回弱なので6000~8000万円を稼ぎ出している計算となり、年収10億円という噂もあながちウソではなさそう。ところが、さらば青春の光はそれをさらに上回る広告単価を叩き出しているというのですから、関係者が驚くのも当然でしょう」(前出・ネット系ライター)
果たして森田が口にした数字は本当なのか。ともあれYouTuberが自らの再生単価や広告収入金額を具体的に明かす例は少ないことから、今回の「ゴッドタン」はYouTube業界にとって驚きの内容になっていたようだ。(金田麻有)