新型コロナウイルスの影響で番組作りを変更するしかない状態に追い込まれているテレビ業界。大みそかの人気特番といえども変更を余儀なくされている。「SASUKE」(TBS系)もこれまでとは違う大会になりそうだ。
「SASUKEは近年、年1回のペースで大みそかに放送されてきました。ですが、今年は新型コロナウイルスのせいで開催が危ぶまれていたんです。幸いにも今年も行われることが8月に発表され、選手募集も始まりました」(テレビ誌ライター)
ただ、いつもとまったく同じ大会にするのは難しそうだ。SASUKEは競技を行うのは1人ずつなので問題なさそうだが、大会開催には多くのスタッフが関わっている。SASUKEの総合演出を務める乾雅人氏はツイッターで〈いつもと色々違う形になると思うけど素晴らしい大会にするべくスタッフは知恵を絞ってます〉と8月に表明している。
そして9月4日、改めて〈昨日、感染症の専門家の先生にご協力いただき、SASUKE収録スタッフ(100名以上)がリモートで収録時の体制・留意すべき点についてご意見、アドバイスを頂戴した〉とツイート。スタッフの新型コロナウイルス対策が万全であることをアピールした。
「それでもいつもと同じ大会にするのは難しそうですね。エリアの変更も考えられます。これまでとは違う新エリアが登場するかもしれません。もし大幅な変更がされれば、常連の選手と新人の差はなくなる。ベテランが新エリアで失敗し脱落する大波乱も考えられます」(前出・テレビ誌ライター)
2020年のSASUKEはどうなるのか。今から放送が楽しみだ。