年末の風物詩となったスポーツエンターテインメント番組「SASUKE」(TBS系)。昨年12月29日に放送された第38回は9.7%の高視聴率を記録し、今年末に放送されるであろう次大会が早くも期待されている。出場選手も今から準備に余念がないようだ。
そんな中、SASUKEの総合演出を担う乾雅人氏がツイッターで次回の構想を明かし、ファンの注目を集めている。
乾氏が6月8日に投稿したツイートによると、3rdステージのリニューアル案を美術さんに伝えたのだという。〈全部、イケっかな?お楽しみに〉とツイートした。
3rdステージは人気の「クリフハンガー」を含むステージで、ファイナルステージをのぞけば最難関ステージと言っていいだろう。そこをリニューアルするというのだ。
「乾氏の『全部、イケっかな』という投稿から、3rdステージのリニューアルが複数に及ぶことは間違いありません。ステージ全体が変わることはさすがにないと思いますが、大部分が変わる可能性はあります。特にクリフハンガーはリニューアルされるのは確実でしょう。昨年の第38回で“サスケくん”こと森本裕介さんが突破していますからね」(テレビ誌ライター)
さらに1stステージも変更されるようだ。乾氏は〈1stも弄ります。1stのプランはもう話してあるので…〉とツイートしている。
「1stは毎回少しずつ変更されているので、こちらはいつもどおりでしょう。昨年の第38回はカーテンを掴んでぶらさがる『シルクスライダー』が加わりました。これは新型コロナウイルス対策で挑戦者が掴む部分を簡単に交換できるようになっています。ワクチン接種の状況次第では今年も残ると思います。となると、『ドラゴングライダー』あたりがリニューアルするのではないでしょうか」(前出・テレビ誌ライター)
ステージが大幅にリニューアルされると、常連の実力者が脱落することがよくある。常連は自前のセットで練習するのが当たり前だが、新たなステージは練習できないからだ。
「18年放送の第35回大会では1stステージに新たに『ドラゴングライダー』が登場しました。これに実力者が次々と撃沈。1stステージをクリアしたのが8人という異例の少なさでした。今年も波乱の大会になるかもしれません」(前出・テレビ誌ライター)
詳細は今後少しずつ明らかになってくるはず。新情報をファンはもちろん、競技者も首を長くして待っていることだろう。