第4話のラスト、注目の内閣改造の目玉・白井亜希子国土交通大臣として登場したのが江口のりこ(40)。そのモデルが誰かでネットは騒然となった。
「いきなり、『い・ま・じゃ・な・い』と滝川クリステル(42)の『お・も・て・な・し』を模したセリフで話題をさらったが、原作では元女子アナの2回生議員となっている。白いスーツの襟を立てた姿に蓮舫参院議員(52)が『私を意識している』と認めているように、他にも『2位じゃダメなんですか?』を連想させる『債務放棄じゃダメなんですか?』というセリフも。ただ『我が国初の女性総理を目指すには通らねばならない道よ』と、野心を剥き出しにするところは小池百合子都知事(68)にそっくり。複数の女性を合わせたのが実際のところでしょう」(ドラマスタッフ)
江口もそうだが、ドラマ出演を契機に知名度が大幅にアップした俳優も数知れず。前作は石丸幹二(55)、手塚とおる(58)などだったが、今回ブレイクするのは誰か?
「半沢の美人部下を演じた今田美桜(23)は、すでに引っ張りダコ。今期は『親バカ青春白書』(日本テレビ系)にも出演していて、今時の女子大生を伸び伸びと演じています。ですが『半沢直樹』の現場では足が震えるほど緊張しまくるそうです」(女性誌記者)
半沢ブームに乗り、今年一番の出世魚女優になるのは間違いなさそうだ。
大物俳優ばかりでなく、芸人や女子アナなど、畑違いの出演者が盛り立てるのも魅力の一つ。今回もアンジャッシュ・児嶋一哉(48)が抑えた演技をしているほか、前作に続いて女子アナの夏目三久(36)が銀行のキャンペーンガールとして毎回ポスターや動画広告で登場している。では、その反対に、消えた半沢俳優とは‥‥。
「半沢の上司役で出演していた吉田鋼太郎(61)は多忙すぎて今作での出演を果たせませんでした。また、前回、白水銀行のキーマンとして出演したTKO・木下隆行(48)は、私生活のパワハラ騒動で事務所を退所。そのせいか今作では、別人が後ろ姿で登場という演出になっていました」(芸能プロ関係者)
ドラマでは原作よりもかなりリベンジ色が濃くなっているが、それでもベストセラー作家・池井戸潤色は濃厚で、過去の池井戸ドラマを彷彿させる仕掛けがたくさん用意されているという。
「証券会社の電光テロップに『佃製作所』が流れたり、航空会社のリストラ受け入れ先に『帝国重工』とあったり。原作ファンが喜ぶ小ネタがドラマの中にちりばめられています」(ドラマスタッフ)
もはや前作を倍返しする勢いで爆走中だが、残すは3話のみだ。
「大河出演のため出演を見送った半沢の同期で近藤直弼役の滝藤賢一(43)を見たいという問い合わせが殺到しているんです。ドラマでは海外へ長期出張中という設定ですが、最後にサプライズ出演の可能性があるかも」(ドラマスタッフ)
第7話までの平均視聴率は23.5%。心強い同期の帰還を得れば、前作超えの視聴率倍返しがなるかも!?