最終回で平成ドラマの最高視聴率を獲得した半沢直樹。連続ドラマの中では異例の「西高東低」、つまり関西での視聴率の方が高かった番組として関係者の間で注目されてきた。
TBS関係者によれば、
「もともと第5話までが大阪編だったことが、視聴者の関心をひきつけた。さらに、旬の壇蜜さんが愛人役として登場したのも、人気に拍車をかけた」
そんな彼女が、道頓堀の街中でロケを行ったのが6月10日のこと。居合わせた目撃者によると、存在感は半沢以上だったという。
「壇蜜さんは、黒のワンピースで肌の色の白さが透き通るようで遠くからでも一目瞭然。どこか近寄りがたいオーラがありました。一方の半沢さんは黒のスーツ姿。撮影の合間には、ギャラリーのおばちゃん達が、大声で、『弁護士のドラマ、おもろかったで!』とか、『結婚おめでとう』とか、声をかけると、満面の笑みで頭を下げていました。その場にいた人は、皆ファンになっていましたよ」
こんなおばちゃんたちの黄色い声援があれば、関西地区の瞬間最高視聴率が50%を超えたのもうなずける。