太川陽介との名コンビが人気だった「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」(テレビ東京系)を引退後、軽度の認知症であると診断されたタレントの蛭子能収。10月1日放送の「主治医が見つかる診療所」(テレビ東京系)で、現在の状態が明らかになった。
今回、「蛭子能収認知症改善プロジェクト」と称して、症状改善がスタート。脳を活性化する運動や食生活に挑んだ。脳を元気にする散歩にチャレンジするシーンではマドンナとしてタレントの鈴木奈々が登場。ところが蛭子は鈴木の顔を見ても名前が思い出せなかった。
「蛭子と鈴木はテレ東の旅番組で何度も共演しているにも関わらず、名前を思い出せませんでした。それどころか、今回の番組収録にあたり事前にパートナーにしてほしい人を聞いたところ、蛭子は鈴木を指名していたんです。それなのに名前を思い出せないなんて…。ちょっとビックリでしたね」(週刊誌記者)
脳を活性化するためにバーベキューをした時は、東野幸治がパートナーとして参加。ここでも蛭子は東野の名前を思い出せなかった。2人はテレビのバラエティ番組で何度もいっしょになり、CMでも共演している。番組の最後に東野へのお礼の色紙を書いた時は、東野の名前を「ひがしお」と間違える一幕も。「ひがし『お』じゃない」と指摘されると、「ひがしを」を書く始末だった。また「ひがし尾」とも書いている。
「とんでもない間違いですが、こちらはいつもの蛭子能収という感じがしました(笑)。蛭子は男性の名前を覚える気なんてありませんから。ただ、鈴木の名前を覚えていないのは心配ですね。蛭子には今でもバス旅復帰を期待する声がありますが、この状態ではやはり厳しいのかもしれません」(前出・週刊誌記者)
番組で認知症を改善して、いつかバス旅に復帰してくれる日を待ちたい。