テレビの情報番組で軽度の認知症であると診断されたタレントの蛭子能収。その後、ツイッターでも認知症であることを報告。それでも毎日元気に過ごしており、認知症以外が健康体であると明かした。
蛭子の体調は注目を集め、7月13日の「バイキング」(フジテレビ系)でも取り上げられている。そこでは芸能レポーターの菊池真由子氏がマネジャーから聞いた話を披露。仕事でホテルに宿泊した際、翌日の仕事時間が変更になったことを別室の蛭子に伝えると、蛭子は「今、ボクは自宅で寝ている」と話したのだという。マネジャーが蛭子の部屋を訪れると「何でいるの?」と聞かれたとか。どうやら蛭子は完全に自宅にいると思いこんでいたようだ。
「この話を聞いてまったく同じようなエピソードを思い出しました。それは13年に放送された『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京系)の第15弾までさかのぼります」(週刊誌記者)
第15弾は山形の米沢から青森の大間崎を目指す旅。マドンナはさとう珠緒。問題のシーンは2日目、山形県の及位駅から約10キロも歩き、秋田県の院内駅でトイレ休憩を取った時のこと。疲労困憊の蛭子はベンチに腰掛けてうたた寝してしまい、太川に「朝ですよ」と起こされた。すると蛭子は「あれっ?あれっ?本当?今何やってたっけ?」と自分がどこに何をしているのかわからない様子。続けて「すっかり寝てたなぁ。なんかよくわからなくなったよ」と困惑の表情を浮かべた。
「放送当時は単純に蛭子が寝ぼけただけと思われていました。ですが、マネジャーのエピソードを聞いた今考えると、この時すでに認知症の兆しがあったのではないかという気になります。13年といえば7年も前にことになりますが、認知症は年単位でゆっくりと進行するとも言われていますから…」(前出・週刊誌記者)
そもそも蛭子の行動を天然ボケなのか認知症なのか判断するのは困難との指摘もある。この時どうだったのか判断がつくことはないだろうが、どちらにしても今後も「元気な蛭子さん」でい続けてほしいものだ。