雑誌のみならず、テレビやDVDなど幅広い活躍を見せるグラドル。そのスタートは、昭和から平成へと元号が変わった頃、軒並み誌面を飾った堀江しのぶに端を発する。それからおよそ30年を経て、奇しくもグラドル界もお笑い界と時を同じくして今、「第七世代」を迎えているというのだ。
「堀江しのぶ、そして、その後輩にあたるかとうれいこ、細川ふみえが第一世代に当たると言えるでしょう。皆、野田義治社長が創設した『イエローキャブ』所属でした。さらに後輩の雛形あきこが第二世代をけん引します。同じくグラビアで大人気となり、バラエティでも長く活躍し続けている“ホリプロ初のグラドル”優香も、第二世代の代表でしょう」(週刊誌記者)
順風満帆だったグラビア界に、やがて抗えない時代の流れがやってくる。それが第五世代を襲った「AKB48」だ。
「週刊誌、漫画誌の表紙、グラビアに、AKB48やその系列グループメンバーが大挙して押し寄せてきたのです。AKBと同世代のグラドルたちが戦場を失う中、独自路線でそんなグラビア界に風穴を開ける者もいました。艶路線を追求した壇蜜です。そこから『2番目の女』枠が成立し、橋本マナミが台頭するのです」(芸能ライター)
2018年の「AKB選抜総選挙」終了を契機に、グラビア界には再び活気が訪れる。
「令和となった今、グラビア界を席巻しているのが、浅川梨奈や大原優乃といったグループアイドルからの水着進出。そして、正統派グラドルとしての沢口愛華、寺本莉緒。また、別ジャンルであるコスプレイヤーから、えなこ、伊織もえ、火将ロシエルなどもグラビアに登場。この活気づく今が、まさに第七世代にあたるのです」(前出・週刊誌記者)
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