本人にとっては待ち望んだ地上波復帰も、まだ歓迎ムードからは遠い情勢のようだ。
テレビ朝日の田中萌アナが同局の夕方ニュース番組「スーパーJチャンネル」の10月5日放送回からレギュラー出演することが明らかとなった。小松靖アナをメインキャスターにすえて新たなスタートを切る同番組で、田中アナは月、火、金曜の午後6時台に放送される特集コーナーを担当するという。
田中アナは15年にテレビ朝日に入社。入社1年目から朝の情報番組「グッド!モーニング」のサブ司会に抜擢されるも、わずか1年後の16年12月に、番組で共演していた先輩アナ(当時)との不貞スキャンダルをすっぱ抜かれ、番組を降板。以降は18年からインターネットテレビ局・ABEMAの情報番組「ABEMA Morning」でメインキャスターを務めていたが、ミソギは済んだとの判断なのか、地上波の報道番組には3年10カ月ぶりに出演する形だ。
しかし、この田中アナの地上波報道番組への復帰について世間からは〈いやいや、不貞のイメージしかないし、不快だわ〉〈スーパーJチャンネルは見ないことにします〉〈また共演者と密な関係になりそうだな〉〈元テレ東の鷲見玲奈アナは疑惑のレベルだけど退社してるのに、この人は神経図太すぎるだろ〉など、ずいぶんと、批判的な声が目立っている。
「不貞スキャンダルさえなければ、着実に人気を集めていたであろう田中アナですが、スキャンダル後はテレ朝の公式YouTubeチャンネルで、欅坂46や日向坂46の楽曲を本気で踊ってみたりもしていました。アナウンサー業とは無縁の仕事にもひたむきに取り組んでいましたし、本人としてはようやく悲願の地上波復帰という感覚かもしれません。ただ、ネット上の世間の反応を見る限りは、まだ多くが否定的な意見ですから、まだ許されたとは言い難い情勢です。田中アナは神経が図太いと言われがちですが、メインのターゲットが主婦であろう夕方の番組に起用するテレ朝もなかなかのチャレンジャーだと思いますね」(エンタメ誌ライター)
田中アナの不貞過去をいまだに忘れていない視聴者も多いようだが、これからが勝負どころ。本来の実力で人気復活を期待したい。
(権田力也)