お笑い女芸人の椿鬼奴が24日、情報番組「PON!」(日本テレビ系)に生出演し、お笑いトリオ・グランジの佐藤大との婚約を報告した。
鬼奴によれば今月2日、思い出の地である劇場「ルミネtheよしもと」でプロポーズされ、佐藤から婚約指輪を渡されたという。
このプロポーズ、実は日本テレビの深夜バラエティ番組「なら婚」が以前より進めていた企画。鬼奴が昨年12月に同番組に出演した際に「佐藤が言ってくれれば結婚します」と発言したことから、司会の加藤浩次が後押しするカタチで作戦が進行していたもので、この模様は25日の番組で放送されるという。
「二人は約1年半前から交際し、同棲を始めたのは昨年10月頃のようです。その後、鬼奴自身が番組で佐藤と付き合っていること公言、かねてより鬼奴のほうは結婚を意識していました。ただ、佐藤が酒、ギャンブルに溺れ、借金まみれの売れない芸人であることに周囲は心配。もともと給料もなく、知人の家や劇場の楽屋を転々としたホームレス生活をしていた佐藤が売れっ子芸人である鬼奴に拾われたことから、ネット上では“ヒモ男”とまで言われていました」(芸能関係者)
それでも鬼奴は、そんな昔ながらの芸人気質の佐藤と気が合うようで、「ずっと私は結婚したい」と言い続けてきた。そんな想いに加藤が奮起し、「嫁さんを家に入れるぐらい売れるんだよ!」とハッパを掛けての今回のプロポーズとなったようだ。
「とはいえ、この一件は番組の企画で進行したもの。いわば番組にせかされてのプロポーズ、言うなれば“せかされ婚”です。佐藤の気持ちの整理はついたのでしょうが、仕事の行方はまだ先行き不明。今後は夫婦揃っての出演が増えるでしょうから、そこでどれだけ存在感を示せるかが芸人としての正念場になりそうです」(前出・芸能関係者)
ヒモ男の汚名返上となるか。