タレントの伊集院光が10月14日放送の文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」のゲストコーナーに出演。“世間とのズレ”をテーマに大竹とトークを繰り広げた。
現在、伊集院はTBSラジオで朝の帯番組と深夜ラジオのレギュラーを持っており、局の垣根を超えて出演したのは、2019年の番組放送3000回突破企画以来、約1年半ぶりとなった。
伊集院は16日放送のニッポン放送「春風亭一之輔あなたとハッピー」にもゲスト出演することが発表されており、もはや局の垣根など無きに等しい状態だ。
伊集院はかつてニッポン放送で、「伊集院光のオールナイトニッポン」(88年~90年)、「伊集院光のOh!デカナイト」(91年~95年)のパーソナリティを務めていたが、ある時、局のプロデューサーと大喧嘩。「二度と出るか!」と啖呵を切って飛び出し、事実上の“出禁”状態になっていた。その後、2014年に同局の上柳昌彦アナウンサーの仲介で10年ぶりにニッポン放送の番組に出演。しかし、ふらっとやってきたケンカ中のプロデューサーとまたもや揉め事を起こし、再び絶縁状態になっている。本来であれば、二度とニッポン放送には出演したくないはずなのだが…。
「実は現在、伊集院はTBSの上層部に不信感を持っていて、近いうちに反旗を翻すのではないかとウワサされているのです。TBSラジオは今秋の番組改変でリストラを断行。4年半続いていた人気番組『有馬隼人とらじおと山瀬まみと』を休止しました。理由は有馬と山瀬のギャラだったとも言われています。また、人気番組だった『久米宏ラジオなんですけど』も14年近くにわたる番組の歴史に幕を下ろしています。表向きは久米の“高齢化”が理由でしたが、こちらも実際は高額なギャラと言われていますね。伊集院はこのような強引なリストラが相当腹に据えかねているようで、何度となく自身の番組で愚痴をこぼしています。“ラジオの王様”と言われているだけに、リスナー不在の局の姿勢が許せないのでしょう」(ラジオ番組制作関係者)
伊集院の怒りが爆発した時、ラジオ界に激震が走るのは間違いないだろう。(ケン高田)