俳優の伊藤健太郎が3月26日、東京都内で初のファンミーティングを開催し、約500人と交流し感謝の思いを伝えたが、ネット上では微妙な空気が流れている。
伊藤は20年10月に都内で乗用車を運転中、2人乗りのバイクと衝突しそのまま立ち去ったことで、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕。過失致死傷については被害者と示談が成立し起訴猶予、ひき逃げについては嫌疑不十分で不起訴処分となった。
その後は一時芸能活動を休止し、昨年6月にファンクラブを発足。10月に主演舞台で復帰を果たし、この6月には主演映画「冬薔薇(ふゆそうび)」が公開される。
「もちろんそんな伊藤にファンからは応援の声が多く出ていますが、トントン拍子の復帰にはいまだ違和感を覚える人が多いようです。今回、伊藤は一部スポーツ紙の取材に対し、『事故のことは死ぬまで背負っていく』とコメントをしていますが、これにも《ホンマかいな》と失笑気味のツッコミも出るほどですね」(芸能ライター)
おそらく、そんな今回のコメントで多くの人の頭によぎったのが、活動休止中、ファンクラブ発足前にテレビ出演した際の発言だろう。
「伊藤は昨年5月に『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)にVTR出演でインタビュー取材を受けた際、事件の反省とともに言い訳とも取れる発言を繰り返し、ネット上では《潔くない》《心から反省していないのでは?》との声が殺到し視聴者を困惑させました。そんなことから、『死ぬまで背負っていく』などといった言葉に、軽さを感じる人もいたのでしょう」(前出・芸能ライター)
伊藤の目標は地上波ドラマへの復帰だそうだが、果たしてその日は来るのか。