共演NGの発火点で最も多い理由は、冒頭のドラマ「共演NG」のようなオトコ絡みだ。何かと敵の多い松嶋は稲森いずみ(48)との間で20年以上の「遺恨」が続いている。このことを知る人は今や少数なのだが、
「かつて稲森は、松嶋の夫である俳優の反町隆史と交際していました。破局後に反町は、ドラマ『GTO』(フジ系)で松嶋と共演したことをきっかけに結婚しています。それ以来、何年たっても共演NGは変わらず、稲森にインタビューする際は、松嶋と反町の話題はタブーになっています」(芸能記者)
演劇人の間で「大竹しのぶ(63)と宮沢りえ(47)がギクシャクしている」とささやかれるようになったのは、6年ほど前からだった。
「14年に『火のようにさみしい姉がいて』で舞台初共演しましたが、それからしばらくして、2人の不仲が噂されるようになったんです。直接の原因は定かではなく、一説によると、大竹さんがかつての同居人、演出家の野田秀樹さんが宮沢さんをたびたび舞台に出演させ、一部では根強い交際説が流れたほどかわいがっていることに嫉妬したのでは、と言われていました」(演劇関係者)
まるで腫れ物を扱うように周囲が気を遣う中、今年4月に舞台「桜の園」での共演が電撃発表されて話題になったのだ。新型コロナの影響で全公演中止になったが、10月6日から「COCOON Movie!!芸術監督名作選」が開かれた時のこと。初日の舞台挨拶で上映作品に選ばれた、大竹と宮沢が登壇し、「雪解け」共演が実現したかに見えた。だが2人とも激しい性格なだけに、いつ両者が衝突しても不思議ではないという。
連ドラの主役を張る吉高由里子(32)と長澤まさみ(33)は、人気ロックバンド「RADWIMPS」のボーカル・野田洋次郎を巡って共演NGに。
「13年に吉高と野田の交際が報じられ、その後は破局、復縁、半同棲が伝えられてきました。しかし、15年に『FLASH』が破局をスクープ。それ以降は吉高に別の相手との交際報道が流れると、17年に『女性セブン』が長澤と野田らがベトナム料理店で会食している様子をキャッチ。長澤はライブに足を運ぶほどのファンで、2人の関係が急接近するとみられていました」(芸能記者)
その後、長澤と野田の熱愛に進展はなさそうだが、テレビ界ではオトコがかぶった時点で、即座にNGリスト入り。ドラマさながらに、交際報道が出るたびにテレビマンはキャスティングに頭を悩ませているのだ。