打点王4回、最多安打3回、本塁打王2回、首位打者1回と華々しい成績を残した元プロ野球選手であり、今シーズンまで横浜DeNAで監督を務めていた、アレックス・ラミレス氏。MLBを経て、NPBではヤクルト、巨人、横浜DeNAと3球団を渡り歩き、日米通算2103安打で名球会入りも果たしている。
そんなラミレス氏が監督としてユニフォームを脱いだ11月14日の最終戦の直後、すでに開設していたYouTubeチャンネル〈【ラミレス公式】ラミちゃんねる〉の初投稿を行ったのには驚いた。「ヤクルト時代からのファンだけどYouTubeは巨人移籍より衝撃的だわ」「監督辞めて、ユーチューバー転身ってw すげ~わw」とのコメントが多数見受けられ、視聴者も同感のご様子だった。
11月25日には〈【監督・現役時代】ラミちゃんが100の質問に挑戦!【プライベート】〉とタイトルして、ユーチューバーらしく100の質問に答える動画を投稿。現役時代の苦手なピッチャーとして、黒田博樹氏(主に広島東洋カープに在籍)や、川上憲伸氏(主に中日ドラゴンズに在籍)の名前を挙げるなど興味深い「Q&A」を展開する中、〈日本人でこれから大リーグで活躍しそうな投手は?〉に「(巨人の)菅野(智之)」と答えている。
菅野は26日、今オフにポスティングシステムによる大リーグ移籍を視野に入れていることが報じられた。ペナントレースで最多勝を獲得する活躍を見せた菅野だが、日本シリーズでの不甲斐無さから、「ソフトバンクを打ち取ってからにすれば?」といった批判的な声もネットではチラホラ見受けられる。
大リーグの世界もよく知るラミレス氏のヨミは「ゲッツ!」とばかりに当たるかどうか、はたして─。
(ユーチューブライター・所ひで)