総理就任からまもなく10カ月──。アベノミクスのおかげで支持率も堅調に推移し、東京五輪招致を機に懸案の消費増税も決めた。安倍晋三総理(59)にしてみれば、全てが順調に進んでいる。
ところが、1つだけ順調にいかないことがある。首相公邸に入居できないでいるのだ。
盛夏の頃には、季節柄か公邸に入居しないでいる理由を「怪奇現象」にあるとされてきた。「夜になると軍人の軍靴の足音が聞こえてくる」、「排水溝に尋常ではない量の髪の毛がつまる」などなど、かつてからある公邸にまつわる噂を恐れて入居しないでいると言われてきたのだ。
しかし、涼しくなったせいなのか、最近では別の深遠な理由がまことしやかに語れている。
政治部記者が話す。
「安倍総理の顔色、肌つや、高いテンション、どれをとっても以前の総理とは違う。あれだけ元気なのは、毎晩、医師から特別な薬を投薬されているのではないかと言われているんです。公邸では24時間、マスコミの監視を受けるので、医師が通ってくるとバレてしまう。そのため私邸に住み続けているんだそうです。あれだけの外遊日程をこなしているんですから、薬の効き目はバツグンなんでしょうね(笑)」
そんな“特別な薬”がこの世に存在するのだろうか。こんな噂をたてられるのも、安倍総理に隙がなさすぎるためなのだろう。