芸能

バラドル戦国時代が丸わかり「最新序列」番付(4)体を張ったリアクションでのし上がった朝日奈央

 初場所で東の小結に昇進したのは、アイドル時代に芸人のバカリズムにバラエティー番組の英才教育を施された朝日奈央(26)。昨年10月から自身初となるMC番組「朝日奈央のキラめきスポーツ~キラスポ~」(毎日放送)も始まり、万全の押し相撲を展開している。

「目と鼻に10円玉を入れる職人芸を武器に、体を張ったリアクションでここまでのし上がってきました。『NGなしタレント』と言われ、ドッキリ系の番組など仕事のオファーが絶えません。ただ、視聴者から見て、あまりに自分が下品に映る仕事はNGにしているそうです」(放送作家)

 そんな陽が昇る相手を迎え打つのが、西の小結に入ったユーチューバー出身のフワちゃん(27)。ニホンモニターが発表した「2020~2021年末年始タレント番組出演本数ランキング」で、「紅白歌合戦」や「有吉の冬休み」(フジ系)など17番組に出演し、堂々トップの座に輝いた。

「本来は昨年、海外留学する予定でしたが、新型コロナの影響で出発直前に白紙になってしまった。現在も個人事務所で、ギャラは番組によって数万円台と破格の安さゆえ、番組側もオファーを出しやすい。ただ、タメ口や自由奔放なキャラに逆風も吹き始めていて、昨年秋に週刊女性に〈多忙すぎて遅刻連発の正念場!「テレビ局出禁」の可能性も〉と報じられました。業界内では、フワちゃんを嫌悪するスタッフからのリーク説が流れたんです」(芸能プロ関係者)

 とはいえ、年末年始の働きぶりを見れば、フワちゃんに土をつけることは難しかったようだ。

 一方、かつては「バラエティー女王」と呼ばれた小島瑠璃子(27)は前頭二枚目まで陥落してしまった。

「昨年4月にインスタライブ内で、『筋トレって世界でいちばん意味わからない』との発言をして批判を浴びたり、人気漫画家との交際報道後、略奪愛疑惑が浮上してイメージが悪化。女性視聴者が離れたとみられ、番組のキャスティングに名前が挙がることはほとんどなくなりました」(制作スタッフ)

 大ブレイクしてもちょっとした油断で引きずり下ろされる、バラドルたちの熾烈なポジション争い。緊急事態宣言の再発出で番組作りが変わる中、番狂わせは起きるのだろうか。

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