3度の三冠王に輝いた元プロ野球選手であり、中日ドラゴンズでは監督も務め、8年全てAクラス入り、日本一にも1度導いた名将・落合博満氏。その落合氏が監督に就任する前、2003年の日本シリーズ「阪神タイガース‐福岡ダイエーホークス」の戦前予想において、それぞれホームで勝利をおさめ、4勝3敗でダイエーの日本一を予言するような発言をしていたことがご記憶にある人はいるだろうか？結果はズバリ、その通りとなっているのだ。
そんな落合監督のもとで投手として活躍、通算219勝で名球会入りも果たした山本昌氏が、名球会が運営する公式YouTubeチャンネル〈日本プロ野球名球会チャンネル〉に出演。落合監督の予言者めいた過去エピソードを明かした。
3月7日付けで、〈ワガママ・星野監督、予言者・落合監督！？中年の星 中日ドラゴンズ山本昌が語る名監督たちの姿…1億もらっても？＜日本プロ野球名球会＞〉とタイトルが付けられた投稿回を観てみると、監督就任時から落合氏の異能ぶりは発揮されていたようだ。
現状で補強しなくとも優勝すると言い放っており、世間やメディア以上に、選手の立場から「えー本当かよ！？」と驚いていた山本氏だったが、結果はその通り中日がセ・リーグ制覇。
さらに、山本氏が登板したある試合において、落合監督がわざわざマウンドまで足を運び「このバッターに打たれたら今年優勝できないぞ」と言ったのだとか。結果、安打され、その年のシーズンは3位に終わっていることから、以来、不吉なことは口にしないよう落合監督に進言したことまで山本氏は明かしたのだった。
名球会投手であるレジェンドの山本氏に、洞察力の凄さを感心させてしまう落合監督…実は本当に予言者だったりして！？
（ユーチューブライター・所ひで）
