いよいよ開幕したプロ野球。コロナのリバウンドも囁かれる中、「波乱のシーズン」となりそうだ。下馬評では、セは巨人と阪神が、パでは、ソフトバンクに楽天有利が伝えられるが、思わぬ想定外の事態が、起こりそうな雲行きなのだ。
中でも今シーズンのドラフトの目玉で、開幕6番スタメンと破格の扱いで「掛布以上」と虎ファンの熱視線を集める大物ルーキー・佐藤輝明の「失速」をデータが証明していると話題だ。
何しろ、対ヤクルトとの開幕2戦目で、ホームランを放つなど、破格の勢いで、オープン戦6本塁打でホームラン王となったが、データは佐藤にとって不吉極まりない。何でも最近の球界のジンクスによれば、【オープン戦ホームラン王の佐藤輝明は活躍しない】というのだ。
実際、過去10年のオープン戦本塁打王のうち、シーズン30本以上は18年のバレンティン(38本塁打)のみ。20本も大田(巨人・19年)とオースティン(DeNA・20年)で、半数の打者が1ケタに終わっているのは、不吉というほかないだろう。
実は、長嶋茂雄らが手にした新人の本塁打王は半世紀以上も誕生してない。「ニューミスタータイガース」は、ジンクスを打ち破れるか。
他にも【広島・堂林翔太が盗塁王になる】【延長戦なしで有利なのは、巨人・阪神・中日】など10の大予測が盛りだくさん。その予測の全容は3月30日発売の「アサヒ芸能」4月8日号で詳しくレポートされている。