私の次走は、ボートレース蒲郡(愛知県蒲郡市)で開催される「日本財団会長杯争奪戦 蒲郡ムーンライトレース」(4月5日【月】~11日【日】)。蒲郡に参戦するのは19年3月以来、2年ぶりになります。
さらに今回は、デビュー以来初めてとなる7日制で、44人の選手のうち女子は6人だけ。節間どう過ごそうか、ちょっと戸惑いもありますが、ファッション雑誌を多めに持って向かいたいと思います(笑)。
それにしても、近走の成績が悪いですね。とにかく節間の前半がよくないし、乗り心地を求めて調整しているのですが、そもそもそれが何なのか、自分に合っているのかどうか、悩んでしまって…。
ただ、師匠の村田修次さん(東京、A1級)から「自分の感覚を信じてやってみろ」とアドバイスをもらったので、多摩川の練習日には、いろいろと試しながら乗り込んでいます。早く迷路から出られるよう、頑張ります!
さて、蒲郡といえば、通年ナイター開催ですが、読者の方から次の質問が編集部に届きました。
※
【お嬢への質問コーナー】
Q.モーニングとナイターでは、どちらが好きですか?(福岡県・Tさん)
A.まずモーニング開催ですが、早起きは苦にならないですね。夕食が16時半ぐらいからなので、ゆっくりとお風呂にも入れるし、超健康的な日々を送れます。消灯も20時ですし(笑)。
一方のナイター開催は、レース場にもよりますが、お風呂の時間が22時ぐらいから0時までで、順番は先輩からなので、ゆっくり入れないことも…。
とはいえ、起床時間が遅いので、お昼まで寝ている人もいますし、お肌のお手入れをゆっくりできるというメリットもあります。
私の場合は、モーニング開催かナイター開催かというより、季節ですかねー。冬場はとにかく苦手です。
レース場ではダウンコートを着て、使い捨てカイロを5枚ぐらい忍ばせていても震えちゃうこともあります。ましてやレース中なんて、指先の感覚がなくなります。
水しぶきだって、見た目以上にすごいんですよ。レース中に1回差すだけで、下着までビチョビチョになっちゃうぐらいです。
私は着替えを3セット用意していますが、男子はノーパン派も多いですし、Tバック派の女子もいます。
冬場はおデブの私でもつらいので、細身の選手は、もっともっとつらいと思いますよ(笑)。
※
■富樫麗加選手【今後の出場予定】
4/5~1/11 蒲郡(一般)日本財団会長杯争奪戦蒲郡ムーンライトレース
4/15~4/20 多摩川(一般)ヴィーナスシリーズ第2戦是政プリンセスカップ
4/26~5/1 蒲郡(一般)マンスリーBOATRACE杯争奪戦
※
富樫麗加(とがし・れいか):1989年11月8日生まれ。東京支部所属。112期。A2級。13年のデビュー後、白百合女子大卒のお嬢様レーサーとして一躍人気者に。17年5月、ボートレース下関で行われた「トランスワードトロフィー2017男女W優勝戦」で初優勝。6号艇から3連単20万円オーバーで、穴党を歓喜させた。