8年ぶりにNPB復帰、東北楽天の田中将大が、4月17日に東京ドームで行われた日本ハム戦で初登板した。右脚ふくらはぎのケガから開幕第2戦での登板を回避した田中。マウンドに注目が集まったが、初回に中田翔から先制2ランを浴びると、2回にも石井一成からソロ本塁打され、結果は楽天が〈1-4〉で敗れ、2012年8月に始まった田中の連続シーズン28連勝のプロ野球記録は止まった。
同日、田中はみずからのYouTubeチャンネル〈マー君チャンネル 田中将大〉において、〈【楽天復帰初登板】マー君自分解説〉とタイトルして投稿。田中は、5回75球3失点を振り返り、「自分の思っていた体の動きと実際の動きはズレがあるなと感じたので、そこを次回登板に向けてしっかり修正していきたい」と問題点を指摘。「今回は負けたゲームの振り返りを話して、暗いものをお届けしなければならなくなってしまったので、次回は喜びの言葉をみなさんにお届けできるように、また明日から頑張っていきたいと思います!」と気丈に結んだのだった。
これを受けて視聴者からは、〈すごい。直後に本人が解説してくれるんだ。〉〈勝ったときだけでなく負けたときも 発信することは本当にすごいと思う。〉〈凄すぎるよ。敗戦投手になった後コメント欄でも何を言われるかも分からないのにそれとしっかり向き合えるなんて。メンタルが凄すぎ。〉〈1時間後に振り返ってコメント出来ることがメジャーのメンタリティか〉と田中に称賛コメントが相次いだのだった。
メジャー級のメンタリティを持つ田中のこと、まだ始まったばかりの背番号「18」の日本での第2章の今後に期待を寄せたい。
(ユーチューブライター・所ひで)