4月24日、楽天生命パークで行われた西武ライオンズ戦で登板した東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大が、6回1失点の活躍で西武を「2-1」と下してシーズン初勝利。NPB通算100勝目をマークした。
17日のシーズン初登板では黒星に終わり、同日夜にYouTubeチャンネル〈マー君チャンネル 田中将大〉を投稿、「今回は負けたゲームの振り返りを話して、暗いものをお届けしなければならなくなってしまったので、次回は喜びの言葉をみなさんにお届けできるように、また明日から頑張っていきたいと思います!」と田中は気丈に結んだが、存外、その機会は早く訪れたようだ。
勝利した24日、自身のYouTubeチャンネルで、〈【日本通算100勝!】勝利の裏側について話します!〉とタイトルして投稿。投球を振り返り、チームにツキがあったことも指摘した田中は、9回にリリーフを受けた左腕・松井裕樹の小気味いいピッチングに触れた。ロッカーでアイシングしていた田中は、「えらい早くアウト重ねるから、やべえ!って」と勝った後のハイタッチに間に合わせようと急いで着替えてベンチに走り、「最後フライが上がった時にベンチついて、キャッチした瞬間にイエーイ!みたいな感じで喜んだんで。それくらい9回の3つアウトを取るのが早かった。ボクとしてはありがたかったですけど」と、松井のクローザーとしての力量を絶賛するとともに、舞台裏を笑いを交えて明かしたのだった。
ウイニングボールは松井から手渡されたそうで、「嬉しかった」と実感を込めて口にした田中。日米通算178勝目とした田中が次に狙うは日米通算200勝か…。その日にも、喜びの投稿を期待したい。
(ユーチューブライター・所ひで)