タレントの伊集院光が中堅芸人の嫌な一面をテレビのバラエティ番組で明かし、視聴者から驚きと納得の声が上がっている。
4月16日放送の「人志松本のツマミになる話」(フジテレビ系)でのこと。先輩の間違いを指摘できるかというテーマでトークが繰り広げられると、伊集院は「いい間違えたり、言い足りなかった大御所のフォローしてるぞって顔をする中堅のヤツ、あれのすっげードヤ顔の人いる」と明かし、その中堅芸人に怒りをあらわにした。ドヤ顔で合いの手を入れる中堅芸人に腹を立てているという。
伊集院によると合いの手を入れるのがうまい芸人とドヤ顔でムカつく芸人がいるそうで、うまい芸人は麒麟の川島明だと話した。川島の合いの手は人のためにやっている合いの手であると高く評価している。逆にムカつく芸人は“オレすごくね?”という合いの手を入れるという。
伊集院はそのムカつく芸人を頭に思い浮かべたうえで話しているようで、松本人志や鷲見玲奈は「具体的にいますねよね」と指摘。酔った勢いもあったのか伊集院は「共演もしたことないからあれだけど」と前置きし、実名を明かした。
それはNON STYLEの井上裕介。アンタッチャブルの柴田英嗣が「絶対そうだと思った」と話すように、井上だと思った視聴者は多かったようで、「井上の名前を聞いて納得した」「もう井上以外にいないでしょ」という声が上がっている。伊集院によれば、「井上のオレが救いましたよという顔もセット(で腹が立つ)」なのだと言う。
「井上についてシソンヌの長谷川忍は『若手の中でも議題に上がっています』と話していました。本当かギャグなのかはっきりさせませんでしたが、若手から快く思われていないことは確かなようです。伊集院もガチで井上に腹を立てている感じがしました」(芸能ライター)
伊集院は温厚なイメージが強いこともあって、今回の告白は大きな反響を呼んだ。当の井上は15日に新型コロナウイルスに感染したことを発表し、現在はホテルで療養生活を送っている。そんなタイミングでオンエアされてしまった「伊集院のガチ怒り」を知ったら、どう思うだろうか。