3月10日に発売されたお笑いコンビ、ノンスタイル井上裕介の日めくりカレンダー「まいにち、ポジティヴ!」が、発売早々売り切れが続出している。
「販売累計50万部を突破した“熱い男”松岡修造のカレンダーが話題を集めていますが、井上のカレンダーもジャニーズ系のアイドルカレンダーを抑えて堂々2位にランクインしています」(書店関係者)
「よしもとブサイクランキング」で、3年連続1位を獲得し、何かと批判の的になっていた井上のカレンダーがなぜこれほど売れているのか。実際に手にとってみると、肉体をひけらかし、鏡に映った自分にキスするナルシストな写真に、「ライバルは昨日の自分」「モテたいなら黙って抱かれろ」といった暑苦しくもキモい言葉が並び、ごていねいにも解説文まで付けられている。
「ナルシストで気持ち悪い“嫌われキャラ”が定着する一方、男の本音をある意味ズバズバ口にする井上語録を怖いもの見たさで楽しむ人たちが増えているようです。好き&嫌い両部門でトップに立つ日も近いのでは」(スポーツ誌記者)
一方、井上の猛追を受ける松岡の人気には陰りが見え始めてきているという。
「東宝の御曹司ですから、くさいセリフを口にしても嫌味がなかったんですが、最近は錦織圭を育てたと連呼し過ぎて、錦織サイドからもやんわりクギを刺されています。錦織がこの地位まで上り詰めたのは松岡のおかげでないことは皆知っていますから、毛嫌いする人が増えています」(テレビ関係者)
独自のキャラでここまで来たノンスタイル井上だが、あまり鼻に着くようだと、せっかく手にした「微妙なバランスの上に成り立った人気」を失いかねない。