まさにワクチン狂想曲だ。我先にと予約を急ぐあまり、役所の電話・ホームページはダウン、予約にありつけない高齢者はまさに「ワクチン難民」のようだ。その争奪戦を横目に「いち早くワクチンを打ちたい」と抜け駆け工作する大手薬局会長まで現れる始末。
4月12日から一部地域で始まった高齢者向けのワクチン接種では、接種予約では、「100回電話してもつながらない」「実家の両親の代わりにネット参戦したが、みごとに撃沈!」「番号打ち込んだところでサーバーがダウンした」など、討ち死にするケースが多数。しかし、中には、「家族総出でネット予約した結果、孫がLINEで予約をゲットした」
など勝ち組も現れ、争奪戦の様相となっているのだ。
しかし、ちょっと落ち着いていただきたい。今回使われるのはmRNAという人類初のワクチンだ。副反応も頭痛、発熱、アナフィラキシー反応、など様々報告されている。我先と急ぐよりも、変異コロナが猛威を振るう中、ワクチンの効果と副反応の疑問を今一度解消しておくべきではないか。
最前線の医師による、「転ばぬ先のワクチン処方箋10」を、5月18日発売の「週刊アサヒ芸能」5月27日号が詳細にレポートしている。