バス旅でテレ東旅番組を牽引し、看板的存在になった太川陽介。今では「水バラ」(テレビ東京系)で「ローカル路線バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅」や「ローカル路線バス 陣取り対決旅」、「ローカル路線バス対決旅 路線バスで鬼ごっこ!」と3つの旅企画を抱えている。だが、テレ東の“太川離れ”が進行しているのかもしれない。6月9日の「水バラ」は、太川抜きで「房総半島ぐるり一周対決旅」が放送されたのだ。
「水バラは水曜日の夜6時半ごろから9時までの枠で、もともとは『太川蛭子の旅バラ』でした。そのため、水バラは太川が出演する企画ばかり。太川が出ない企画はこれまで3回しかないんです。太川抜きがいかに異例のことかわかると思います」(テレビ誌ライター)
となれば気になるのは、「房総半島ぐるり一周対決旅」の評判。高評価なら太川がいなくてもいいということになりかねない…。
「昨年11月放送の『ローカル路線バス 陣取り対決旅3in東北 初の県境越え!山形~宮城』で、ルートを巡って太川とガチでやりあった安藤美姫が出演しているのも意味深でした。スタッフが太川へのあてつけで起用したのではと、うがった見方をしてしまいましたよ」(前出・テレビ誌ライター)
その安藤は自ら情報を集めてルートに知恵を絞り、リーダーとしてチームを牽引。太川に楯突いただけのことはある見事な采配を見せている。
相手チームリーダーのサッカー元日本代表の中澤佑二もお金を節約したがる「ケチキャラ」で番組を盛り上げた。
「旅番組の面白さを左右するのは出演者。今回は十分面白かったと思います。2つのチームが逆方向からルートをたどるという企画もよかった。ネットでの評判もおおむね好評。続編も大いに期待できそうです」(前出・テレビ誌ライター)
太川陽介の首筋が寒くなってきたのかもしれない?