宝塚歌劇団花組のトップスターを5年半務め、宝塚の「トップ・オブ・トップ」とうたわれた女優・明日海りお。2019年秋の退団後は、NHK朝の連続テレビ小説「おちょやん」で目力の強い女優・高峰ルリ子を演じたほか、民放ドラマ「コントが始まる」など、話題作に次々と出演している。5月22日からは、Huluで「明日海りおのアトリエ」が配信、「美」「癒やし」「食」など、さまざまなジャンルに挑戦し、プライベートを披露。男役から、綺麗なお姉さんにシフトチェンジしているが、宝塚ファンからは、ネット上では、〈女性に戻るのが早すぎ〉〈雑誌などにも出すぎ、なんかゴリ押しすごい〉〈男役時代を知っている私には違和感を感じる、もう私の知っている明日海りおではない〉といった声が。宝塚に詳しいライターはファンの声をこう分析する。
「宝塚時代の明日海さんは、ファンには結構な“塩対応”で有名でした。お稽古中や公演中にファンの人が楽屋前で待つ『入り待ち・出待ち』があったのですが、他の男役トップスターたちはファンの前で、講演のエピソードなどを数分話しをしたり、ファンサービスしてくれるのですが、明日海さんは無表情で、無言で手紙を受け取り速攻帰宅、愛想がありませんでした。冬の入り待ち、出待ちの時はニット帽にサングラス、くちばし型のマスク、マフラー姿の完全防備で、その姿は『月光仮面』なんて言われてました。もちろん体調管理のためこうした姿をしているのですが、『月光仮面姿』で、黙々とファンから手紙を受け取る姿は、周囲からみても異様な光景でした。そんな塩対応な姿を知っているファンからすると、テレビで見せる柔らかな姿に、違和感を覚えるのではないでしょうか」
ファンに塩対応だったのは舞台に集中したいため、プロ意識が高かったため、とも言われているが─。そんな明日海は、くしくもかつてトップスターだった天海祐希と同じ事務所に所属している。
「明日海は早くも“第二の天海祐希”の期待が高まっています。そういえば、天海も宝塚時代はファンに塩対応だったので、共通点も多いのではないでしょうか」(前出・ライター)
そのうち天海と明日海の、夢の共演が実現するかもしれない!?