「お祝いコメントすら許されないから、こっちもシラケちゃいましたよ」と、ヤクルト担当の番記者たちが口々にため息を漏らしたのは、6月13日の対ソフトバンク戦でのこと。この日、ヤクルトは常勝軍団のソフトバンク相手に山田哲人の適時打や主砲・村上宗隆の2ランなどの援護があり、先発の高橋奎二(24)が7回途中1安打2失点で今季初白星を上げたのだが、スポーツ紙記者が解説する。
「高橋の降板後に、古巣との対決に燃えるバレンティンと川島慶三のホームランが飛び出し、ジリジリと追い上げられた展開でした。とはいえ、なんとかリリーフ陣が序盤のリードを守って勝利することができました」
ところで、高橋といえば、今年の1月5日に元AKB48の板野友美(29)との結婚を発表。19年の6月から約1年半の交際期間を経てのゴールインだった。さらに、5月10日放送のバラエティ番組「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ系)で第一子の妊娠を発表。
まさに幸せの絶頂が2度訪れたような吉報だったに違いないが、
「試合前、球団から番記者たちに『板野のことを聞いたり、書いたりしないでください』とお達しがありました。負け試合ならともかく、初勝利を上げた試合となれば『奥さんに一言』と聞くのは当然なのに、まるでタブー扱いですよ。ラブラブの新婚さんで本人もしゃべりたかっただろうに…」(前出・スポーツ紙記者)
結局、全紙横ならびで板野のことにはタッチせず。栄えある初勝利の扱いはどこもベタ記事扱いだった。
「高津臣吾監督が広報に指示を出したと噂されています。高橋は二軍監督時代から目をかけてきたホープです。ここまで、期待ほどの活躍ができていなかっただけに、野球以外のことで気を煩わせたくはなかったのでしょう」(球界関係者)
新婚さんのノロケトークは2勝目に期待したい。