宇垣美里は「バスト巴戦」では、まだ田中みな実、鷲見玲奈の後塵を拝している感がある。19年4月のフリー転身直後には、「an・an」の表紙で、グレーのタイトなミニワンピ姿でヒップと美脚を見せつける鮮烈デビューを飾ったが、その後の肌見せが今一つ。それでも、芸能評論家の織田祐二氏は、「推定Gカップはまだ未知の大器。出し惜しみしている分、脱いだ時の一発逆転劇があるでしょう」と指摘する。織田氏によれば、自身のインスタグラムで爆裂バストの片鱗は見せていて、今年2月に投稿した写真では、透けた生地のトップスを着てうちわを持っているが、胸元の膨らみもさることながら、持ち手の部分が完全に胸の渓谷に「挟まっていました」というのだ。
3月放送の「エポック先生」(テレビ朝日系)で、ブレザーの制服姿のコスプレを披露するなど新たな一面でファンを着々と獲得。ただ、田中や鷲見と比べるとメディア出演自体がいささか物足りない。そこで、ファンはこんな妄想で悶絶しているとか。
「昨年秋頃から人気艶系女優の西宮ゆめと宇垣が似ていると話題になり、一躍注目を集めているんです。西宮はDカップと宇垣より小ぶりですが、特に口や目元がそっくりなので妄想しやすいのだとか」(芸能記者)
激似艶系ビデオの中身も気になるが、宇垣にビッグニュースが飛び込んできた。7月6日スタートの夏ドラマ「彼女はキレイだった」(フジテレビ系)での女優デビューが発表されたのだ。
SexyZoneの中島健人と小芝風花が主演を務めるラブストーリーで、宇垣はファッション誌の若手編集部員を演じる。
「撮影前から美容雑誌の取材の時は、実際に働く編集者の動きを研究して役作りしていたそうです」(テレビ誌ライター)
未知数な宇垣の「女優力」について、織田氏はこう指摘する。
「出演CM『レノアメンズセレクション』の演技を見る限り、特別うまいわけではないですが、突然の雨に『入れて~』と言いながら相合傘をしてキュンとさせたり、顔を近づけ『好きかも』と小悪魔のように囁いたり、なぜか宇垣の言葉は妙に耳に残りやすいんです」
もともと映画や小説などに詳しい宇垣だけに、「出る側」になっても、単発で終わらせるつもりはないようだ。
「クランクインして3週間ばかりですが、女優業に興味津々で、今後も『頑張りたい』と意欲的です。彼女は体力に絶対の自信を持っていることもあって、イスラエルで考案された接近格闘術『クラヴ・マガ』に興味を持っていて、真剣に習おうと検討中だとか。女優業を始めたのを機に、幅広い役を演じるために通い出せば、アクション女優の道も開けてきそうです」(芸能記者)
一方で鷲見は、今年1月に放送されたスペシャルドラマ「アプリで恋する20の条件」(日本テレビ系)でひと足先に女優デビューしている。年下男を思わせぶりな態度で振り回すミステリアスな女性を演じ、濃密なキスシーンまで演じる気合の入れようだった。
「放送後、ネット上では話題になったのですが、ドラマのオファーが増えたという話は聞きません。本人はフリー転身から1年が経ち、向き不向きの仕事がわかってきた。中でも、女優業には前向きのようです。だからバラエティ番組に出演するたび『小さい頃は女優になりたいと思って目指していた』『特に泣く演技が難しいので、泣き芸を学びたい』と業界人に向けてアピール戦略に出ているのです」(芸能プロ関係者)
それでもなかなか要望が届かないとすれば、あとは何が必要なのか。織田氏はこうアドバイスを送る。
「『作品に必要とあれば脱ぐ』という気骨のある女優が少なくなったので、彼女の覚悟次第。すでに最高の武器を持っているので、ドラマ『半沢直樹』(TBS)で話題になった顔芸の次は胸芸! 積極的に突き出して勝負すべきです」
まずは得意技で攻めて、バスト巴戦でも白星を先行させたいところだ。