ヤクルトスワローズ一筋18年、2006年と07年には監督も務めた古田敦也氏と、主にヤクルトで活躍し、現在は監督を務める高津臣吾氏。
ヤクルト入団は古田氏が1年先で、先輩後輩にあたる関係性なのだが、古田氏のYouTubeチャンネル「フルタの方程式」の6月29日投稿回を観ると、古田氏が高津氏に思わず激怒した過去エピソードを明かしている。
それは、オフシーズンのとあるバラエティ番組の収録でのこと。「名前と顔を売ってこい」との故・野村克也監督の指示により、積極的にテレビ出演をしていたヤクルトナイン。古田氏が隊長役として高津氏を伴ったところ、普段は面白い男と古田氏が判を押す高津氏が、その日は緊張から、タレントの久本雅美が絶妙に話を振るにも関わらず、空回り。そこで休憩時、古田氏は前室に高津氏を呼びし、「お前、ちゃんと喋らへんかったら帰らすぞっ! 久本さん、あんなにやってくれてるのに、お前、普段の(力を)出せへんのやったら、これから二度とバラエティ出さへんぞっ!」と少々巻き舌気味に脅しをかけたという。
1987年から95年まで放送された、プロ野球オフシーズン恒例の特別番組「オールスタープロ野球12球団対抗歌合戦」(フジテレビ系)において、高津氏がアフロのカツラを被ってクリスタルキングの楽曲「大都会」を熱唱したのは有名なシーン。これについても古田氏は、「僕のお陰だと思って欲しいんですけど」と笑いを誘った古田氏。今度はオフシーズン、その高津監督をゲストに招いて、あの頃を懐かしく振り返ってもらいたいところだが、はたして…?
(ユーチューブライター・所ひで)