8月24日に東京ドームで行われた「巨人-広島戦」、大城卓三が2打席連続アーチ(10号、11号)を決め、巨人が「3-0」で勝利し。大城の1試合での2本塁打、ならびに1シーズン2ケタ本塁打はプロ入り初である。
日本テレビ系野球中継の番組公式YouTubeチャンネル〈DRAMATIC BASEBALL2021〉では、〈【インタビュー】8/24試合後の巨人・原監督インタビュー【巨人×広島】〉とのタイトルで同日に投稿。試合後、インタビュアーから大城の2本塁打について問われ、「昨日も炎天下の中ね、人一倍(バットを)振り込んでましたからね。冗談で、『休みはないほうがいいな』と言ったら苦笑いをしてましたけども…」と、原辰徳監督が笑いを交え、休日を返上して大城が練習に励んでいたことを明かした。
一方、この話に呼応するように、巨人のYouTubeチャンネル〈読売ジャイアンツ〉では、その24日に〈大城卓三、元木ヘッド鬼特訓の翌日に2打席連続弾!〉と題した動画を投稿していた。そしてそこには元木大介ヘッドコーチのボールトスにより、大城が連続ティーに励む姿が映し出されていたのだ。
「低く、上体低く。手だけで打ってもしょうがない」と、下半身を有効活用するように元木コーチが指導。途中、大城が連続ティーに耐え切れずにみずから「ラスト!」と叫ぶと、「おいおい、何勝手に終わってんねん!」「あと11本打つんでしょ!」と元木コーチに突っ込まれるなど、厳しい中にも、明るさがうかがえ、大城が目指すシーズン本塁打は20本だということもわかった。
練習前には、その身体にセミがとまり、ナインの笑いを誘うといった“珍事件”にも見舞われた大城。その姿をセミも大木と見間違えた(?)ように、どっしりとした自然体で、大城から放たれるアーチに期待したい。
(ユーチューブライター・所ひで)