スポーツ

「平成の三四郎」の存在がデカかった!小川直也が人生の「大転換期」を動画告白

 元プロレスラーで総合格闘家の小川直也氏と言えば、柔道家としては、1992年バルセロナオリンピック、柔道男子95キロ超級に出場して銀メダルを獲得。身長193センチと体躯にも恵まれ、格闘技の申し子のような人物だ。

 その小川氏が、スポーツバラエティ番組「こやぶるSPORTS超」(関西テレビ)の、YouTubeチャンネル〈【こやぶるSPORTS超】チャンネル カンテレ公式〉に出演。高校入学まで柔道未経験だったという小川氏が、柔道を始めるきっかけとなったある意外な理由について語った。

 同チャンネルの8月26日付け投稿回〈暴走王・小川直也が初激白!「1.4事変」の真実&「人生を変えた銀メダル」と悲願の金メダルを託した子供たちの熱き想いとは-〉で、小川氏いわく、高校受験時の面接官が、偶然にも柔道部の顧問だったそうで、その場で「柔道やってみないか?」と誘われたのだとか…。

 柔道などまったくやる気はなかったそうだが、不合格になるのを懸念し、「『柔道もいいですね』って適当に言っちゃったんですよ」と小川氏。合格後には、その顧問の先生が、わざわざ小川氏の家を訪れ、2時間余りも柔道部への勧誘を続け、“柔道もいいかな”と小川氏は心変わり、「そこがターニングポイントだったのかな」と振り返ったのだった。

 さらには、「同世代に古賀がいたのがデカかったですね!」と小川氏。小柄ながら、大きな相手をバンバン投げ倒す、「平成の三四郎」こと、古賀稔彦氏(今年3月24日にガンのため自宅で死去)の存在により、「何だ、この競技!?」と柔道にのめり込む原因になったことも加えた。

 1990年の「全日本柔道選手権」決勝では、50キロ以上の体重差をものともせず、小川氏に果敢に挑んだ古賀氏の姿が目に浮かぶ。古賀氏の存在無くして、柔道家・小川氏は生まれなかったかもしれない…そんな興味深い話が拝聴できた。

(ユーチューブライター・所ひで)

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