スポーツ

槙原寛己、あの“阪神バックスクリーン3連発”を生み出した!?2年前の因縁

 1985年、阪神タイガースが2リーグ制になって初の日本一を達成したこの年、巨人の槙原寛己氏にとっては試練の年だった。4月17日、甲子園球場で開催された「阪神─巨人戦」において、ランディ・バース氏、掛布雅之氏、岡田彰布氏といった阪神のクリーンナップによるバックスクリーン3連発を浴びると、7月14日の試合中に左股関節骨折の重傷を負い、わずか4勝でシーズンを棒に振っているのである。

 中日ドラゴンズで活躍した元プロ野球選手、川上憲伸氏のYouTubeチャンネル「川上憲伸カットボールチャンネル」(9月27日付)に掛布氏が出演。そこで掛布氏は、その槙原氏との関係について「ドラマがあるんだよね」と語っている。

 83年4月16日、槙原氏がプロ初登板にして「1‐0」で初完封勝利を飾った相手チームが阪神であり、また最後のバッターが自身であったことに掛布氏は触れ、「言い訳になりますけど、浜風が無ければ入ってただろうという…同点ホームランだと思ったんだけど、浜風に負けまして、その悔しさがあったの」と、甲子園球場独特の浜風と槙原氏の好投に泣かされた試合を回顧。「阪神を強くしたのは槙原さんのせいかもしれないですね」との川上氏に、掛布氏が「それはそうだと思う」と笑う一幕があった。

 巨人・江川卓氏との名勝負が語られる機会は多いが、あの3連発、そして阪神タイガース日本一のきっかけとも思える対決を振り返った今回の動画は、実に貴重。槙原氏は自身のYouTubeチャンネルを開設しているだけに、掛布氏との舌戦にも期待したいが、はたして。

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論