10月4日、NHK「ニュースウオッチ9」でキャスターも務めていた大越健介氏をメインに据えた新体制の「報道ステーション」(テレビ朝日系)がスタート。平均世帯視聴率は11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となった。
「大越氏は初日にもかかわらず安定感抜群の語り口調で、もう何年も報ステを担当しているような違和感ゼロの進行ぶりを見せていました。しかし、岸田政権発足のニュースも重なったことから、番組への注目度も高まるのではと思われてものの、それほど爆発的な伸びは見せなかった。関係者は今後の推移に注目しているようです」(制作会社関係者)
それでも、ネット上では視聴者の《さすが大越さん、安心して観ていられた》《スタートしたばかりだし、今後に期待したい》《前より番組自体がぜんぜん落ち着いてる。しばらく観てみようと思う》といった声が多く上がるなど概ね好評で、期待値も高いようだ。
「報ステ」の月~木曜日は大越氏に加え、それまで月曜から水曜日のメインを担当していた小木逸平アナ、2年目の渡辺瑠海アナの3人が務めているが、大越氏のそうした人気ぶりが改めて鮮明に出たことでプレッシャーがかかるのが、金曜日担当でコンビを組むことになった、富川悠太アナとフリーの徳永有美だろう。
「富川アナはそれまで木・金曜日、徳永は月~水曜日のメインでしたが、ともに金曜日に押し込められる形となりました。2人についてはかねてより視聴者からの“飽き感”が視聴者の間で広まっていただけに、大越氏との比較でさらにブーイングが出かねない状況。徳永のほうは10月6日からABEMAで『ABEMAヒルズ』の水・木曜日のメインの席をゲットしたものの、富川アナは『報ステ』の週イチ1本になってしまっただけに、相当に力が入るでしょうね」(芸能ライター)
2人してカラ回りしなければいいが。