女医タレントの西川史子(42)が、“ビッグダディの元妻”美奈子(30)を生放送で一刀両断にした。2人の間にいったい何があったのか。
突如、西川が怒りをぶちまけたのは、昨年12月10日に放送されたワイドショー「ハピくるっ!」(関西テレビ系)でのことだった。
現在、タレント活動をしている美奈子を俎上に載せ、「一発屋タレントで終わるか」といったテーマについて、司会のTKOの木本武宏(42)と西川が、丁々発止のトークを繰り広げる予定だった。ところが‥‥。
「西川は『美奈子は芸能界で生き残れるか』という問いに開口一番、『無理だよー、番組がお蔵入りになったんだよー』と怒り心頭。さらには、よほど腹に据えかねていたのか、『(美奈子が)泣いてね。でもそれは、間違っていることを間違ってると言っただけ』とブッちゃけ、これには司会の木本もあっけにとられていました。最後には西川が皮肉たっぷりに『放送できますように』と願をかけていたのが印象的でした」(放送作家)
このお蔵入りした番組は、TBSで1月にオンエアされる予定だったが、テレビ局の意向で現在も放送のメドが立っていないという。民放関係者が言う。
「番組では、美奈子のこれまでの芸能活動を振り返るソフトな内容。ところが、西川さんが美奈子の子供たちの放任主義や芸能活動について舌鋒鋭く批判すると、虚をつかれた美奈子さんが大号泣。人目を気にせずエンエンと泣き出すわ、西川さんにガンをつけたりと、画ヅラが怖すぎてとてもオンエアに堪えられなかったそうです。結局、協議の末に放送が先送りになっています」
最近は、泣き虫キャラで売り出し中の美奈子だが、さすがに今回ばかりは、正視に堪えなかったようだ。
デビューしてからわずか半年ほどで、あれこれトラブルも続出している。
「ある番組では、デヴィ夫人に『(子供を)ポコポコ産んじゃっただけなのに(有名になって)』と嫌みを言われると涙目になり、スタジオからいなくなったこともあった。ヤンキー出身で豪快に見えるが、意外と繊細な性格です」(番組関係者)
一方、西川もここにきて「芸能界のご意見番」の座を不動のものにしつつある。
「最近では、ぺニオクの詐欺騒動で、小森純(28)に対し『詐欺の片棒を担ぐようなことは心根の問題』と言ったかと思えば、国生さゆり(47)の離婚についても『(すれ違いという国生の説明に)みんなすれ違っているし、離婚理由にならない』とピシャリ。とにかく、西川さんは身も蓋もない厳しい正論を吐くので相手は反論しづらいんです。今回のお蔵入りシーンも美奈子さんに反論の余地を与えなかったことが原因だった」(前出・民放関係者)
まさに、ヘビににらまれたカエルといったところか。芸能評論家の肥留間正明氏が言う。
「そもそも一般人が、セミヌードや自伝本も出して、映画にまでなったんだからそれだけでできすぎじゃないですか。これからも子供の生活のためにシクシク泣いて仕事していけばいいんですよ。西川さんはうってつけの調教師になれますよ」
いっそのことS&Mコンビで売り出してみたらどうか?