海シリーズは、ついにST100回転(約77%の継続率)の「CR海物語アクア」が登場します。大当たり確率は約315.1分の1のミドルタイプ。今年は、STタイプや変則90%継続マシンが時代の主流になります。
海も過去にSTタイプを登場させていますが、海シリーズ初の8個保留で、液晶上部、「沖海」のハイビスカスフラッシュの位置にアクアビジョンという球体液晶がつきました。これは、さまざまな演出を見せるサブ液晶の役割と、アクアフラッシュという一発告知の役割も果たします。先読みの魚群レーダーや稲妻を発生させたり、リーチの発展先を示唆します。
モードは「海・探索・リゾート」の3つ。宝探しの「探索モード」は、トレジャーモードをイメージしてください。このモードでは「ピーッ」と、マリンちゃんがホイッスルを吹いて図柄を止めるホイッスルリーチが限定で出現します。
「リゾートモード」は、ステップアップを楽しむモードです。今回はマンボウではなくマンタが登場。先読み予告「スーパーマンタチャンス」発生で激アツです。さらに、このモード限定でワリンちゃんのウェイクボードリーチが加わりました。
ただ今回の海アクアは、モードの変化よりも8個保留が一番の売りで、保留変化を「AKB48」並みににぎやかにしています。最近、台のリズムに乗り遅れ気味だった海も、やっと追いついてきた感じです。
8個全灯でウリンちゃん登場のわくわくタイムが発生。ボタンを押すたびに保留が1個ずつ変化します。8個たまる台でないと楽しめないのですが、必ず当たるワケじゃないので、お遊び程度と考えてください。
ST「スーパーアクアチャンス」タイムは、「わんパラ」のST中に比べるとにぎやかで、あっさり100回転スルーはしません。アクアビジョンの光に浮かぶキャラが3人でチャンス! 図柄のオーラが赤でチャンス! 発展先のリーチが一発チャンスのルーレットなら一撃大当たりの期待が高まります。
もちろん、1時間に1回のスペシャル魚群タイムも健在。海シリーズの生き残りをかけて、今年はこのSTタイプで殴り込みです。
◆プロフィール 谷村ひとし 1953年生まれ。95年、みずからの立ち回りを描いた「パチンコドンキホーテ」(週刊モーニング)で大ブレーク。過去20年間のパチンコ収支はプラス6200万円突破。累計で20万人以上を擁する携帯サイトで毎日情報を配信中。詳しくは「谷村パチンコランド」で今すぐ検索!
*この連載に記載されたメーカーごとの大当たりしやすい回転数や独自の攻略法はメーカー発表の内容ではなく、あくまで谷村ひとし氏の経験則であり、データ収集に基づいた私見です。