お笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明が12月8日、「水曜日のダウンタウン」(TBS系)にゲスト出演。以前、一緒にロケに行ったタレントが“整形していた”とイジリまくった。
番組ではお笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史がプレゼンターを務める「久しく見ていない女タレントが死ぬほど整形していても指摘しづらい説」を検証。VTRに入る前に藤本は「1回さ、小木とロケ行った時にロケのメンバーに1人いてたんですよ」と、整形したタレントがいたようだということを“暴露”した。
小木は「それ言っちゃうとわかっちゃう、その人」と釘を刺したが、藤本はさらに「ほんで、小木はその人がいない時にオレのとこへバーッとやってきて『もー、変わりすぎて笑っちゃったよ』って言いよったんですよ」と明かした。
すると小木も「あの人もやばかったよね」と同調しつつ、「笑ってたよね、藤本さん」と続けた。藤本は「オレ、笑ってないよ、こらえてたよ」と否定するも小木は「『こらえてた』っておかしいじゃん」と反論していた。
ネットではこのやり取りからさっそく整形したタレントが誰なのか、予想や特定する声が続出。一方で《まーた、人の顔で笑うのか。コンプレックスあるからやってる人もいるんやで。明るく前向きに生きようとしてんのに…。こうやってからかうなんて酷いわ》《ネットで一般人があーだこーだいうのはしゃーないとして、本人に聞こえるように悪口を言うイジメ行為をテレビでしてるだけじゃない?》《笑いの種にされた人がかわいそう。何かコンプレックスがあって整形したんだろうに普通笑うかな》など批判の声も少なからずあった。
「小木は昨年8月に腎細胞がんであることを公表。入院、治療、手術を経て9月に復帰しました。その経験から今年1月放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に出演した際には『病気を通して人間が変わった。人に対して優しくなれて、悪口言うのはやめようって思った』と、心境の変化を語っていました。今回の件については言い出しっぺは藤本とはいえ、そこに乗っかって藤本まで悪者にしようとするかのような態度を見る限り、芸風はあまり変わっていないようです」(芸能記者)
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」というが、昔の話とはいえ、小木も「悪口を言うまい」という決意を忘れてしまったかのように世間からは受け止められてしまったようだ。
(柏原廉)