年末年始もきらびやかなメディア出演が続く新庄剛志監督(49)には、前途多難な22年シーズンが待ち受けている。
「『ノーテンダー』で大田泰示(31)と西川遥輝(29)が移籍したのは非常に痛い」と、同情の意を込めて語る野球評論家の伊原春樹氏によれば、球団の方針とはいえ、主力の移籍には「新庄も頭を抱えたんじゃないでしょうか」とし、自身も、西武で2回目の監督就任時に主力選手が移籍していったことで「苦労しました」として、こう振り返る。「球団に慰留をお願いして、『わかりました!』と元気の良い返事をもらっていたにもかかわらず、涌井秀章(35)、片岡治大(38)、助っ人のサファテ(40)、ヘルマン(43)が他球団に散り散り移籍。構想を練り直すハメになりましたからね」
さながら焼け野原と化した日本ハムを助ける救世主として、にわかにコーチ就任が囁かれているのが、「平成唯一の三冠王」こと松中信彦(47)である。スポーツ紙デスクが解説する。
「昨年は春季キャンプからロッテの臨時打撃コーチに就任。安田尚憲(22)や山口航輝(21)ら若き大砲を指導しましたが、いずれも大成せず。そのままシーズン終了をもって、コーチ契約を打ち切られました。懇意の九州メディア関係者伝手で、プロ野球への就職活動を続けていますが、選手時代の素行不良が尾を引いて、どこの球団もオファーを出しません」
そんな孤高の松中を現役時代から買っていたのが新庄監督だったというのだ─
1月4日発売の「週刊アサヒ芸能」1月13日号では、タレントと監督の二刀流を続けるBIGBOSSの救世主に浮上した頼もしい援軍の情報にくわえ、巨人原辰徳監督(63)に“謀反”を企てる愛弟子の存在など、22年シーズンのトラブルメーカーを大予測している。一見、物静かなストーブリーグの裏側を忖度なくレポートしている。