今田耕司が、1月13日に公開された千原ジュニアのYouTubeチャンネルに出演。スパルタ教育で知られた“母校”について語った。
同校はダウンタウン・浜田雅功も通ったことで知られる三重県の全寮制の私立高校で、 便器を素手で磨くなどのエピソードは有名だ。中学時代、今田はそんなにヤンチャだったわけではないが、小さな悪いことは重ねていたという。
ある時万引きがバレ、万引き仲間の3人と島根県に家出するが、警察に保護されたそうだ。そこで自宅謹慎となった際、学校の教師から「この学校に行かさないと、ロクな大人にならない」と両親が勧められたのが、その高校。今田はまず体験入学したものの、行く気は起こらなかった。しかし、結局、進学した理由をこう説明した。
「お父さんが、『耕司がもし行くんやったら、3年間毎日、貯金箱に100円入れていく。卒業した時その貯金箱をお前にプレゼントする』って言われた。14歳やろ、 アホやろ、1日100円、365日、それ3年間。なんぼや? 10万円近い。『行く~!』ってなった」
学校生活はもちろん厳しく、今田は「甘いの禁止。砂糖ダメ。学校からのご飯しかあかんねん」と回想。ところが1回だけ菓子パンが出た時があったと言い、「甘いもん食ってないからむさぼるように食べて、『なんで今日は菓子パン出たんや?』って先輩に聞いたら、 『これは昔、リンチで死んだ先輩の命日やねん』って」と振り返った。
さらに「新ビオフェルミンをラムネ代わりに食うてた。微妙に甘いから」と語り、「大人なってから『新ビオフェルミン』見て、懐かしいと思って食べたら全然甘くない!(高校時代は味覚が) 研ぎ澄まされてんねん」と笑っていた。
今田は他にもいろんなエピソードを披露し、ジュニアは「小説・映像化したほうがいい」と笑っていたが、確かに今田の高校時代を含む自分史は作品化してもおかしくないぐらいおもしろい。
(鈴木十朗)