太川陽介と「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 路線バスで鬼ごっこ」(テレビ東京系)でバス旅対決を繰り広げ、今ではすっかりバス旅の人になったEXILEの松本利夫。昨年11月に放送された第4弾で勝利を収めて通算成績を2勝2敗の五分に戻し、成長ぶりを見せつけた。
その最新回となる第5弾が2月2日の「水バラ」(テレビ東京系)で放送されたのだが、松本に次々と異変が起きたのである。
松本たち一行がバスで移動中、下校する高校生が次々とバスに乗り込んできた。そのうちの1人の女子生徒がメンバーの山之内すずを見つけると、「本当にずっと“推し”でした」と会えたことを喜ぶ。
次に男子生徒がDJ KOOに「DJをするにあたって大切なことは何ですか?」と聞き、DJ KOOがアドバイスすると、男子生徒は「本当に感激です。本物のDJに会えるんて」と喜びを爆発させた。
それを見た松本は生徒たちに「ダンスをやってる?」と訪ね、自分のフィールドに持ち込もうとしたのである。ところが高校生たちの反応は今ひとつ。ついには「オレのことわかる?」と自分から切り出した。
「山之内とDJ KOOのファンがいたのに、松本のファンがいなかったことで“焦り”を感じているようでした。本来なら高校生から『松本さんですよね。ファンです』と言ってもらいたかったはず。なかなか言ってもらえないので、仕方なく自分から切り出したように見えました」(芸能ライター)
高校生は松本が誰かわからず、「格闘技やってそう」と答えた。
「これには松本も大爆笑。ただ、目は笑っていないようにも見えたような…(笑)まさか、山之内やDJ KOOより知名度が低いとは思わなかったのでしょう。この少し前にフラリと入ったカフェの女性が松本の大ファンであるという展開があっただけに、よけいにショックだったはずです」(前出・芸能ライター)
異変は2日目も続いた。バスを降車する際、運転手から「プロレスラーの人?」と聞かれている。これに松本は「昨日から格闘家といい…」と苦笑いするしかなかった。
松本は2日間の旅を通して、ダンサーではなく格闘家として認識され続けたことになる。
「なぜこのようなことになったのか。松本のストイックな姿勢が格闘家の雰囲気を漂わせていたのではないでしょうか。松本によると今回のバス旅に備えて、1週間も断食を行ったそうです。前回は走り込みを行ったと話していました。とてもダンサーや旅人のやることではありません。完全に格闘家です(笑)」(前出・芸能ライター)
今回は残念ながら太川陽介に負けてしまった松本。次回はそのストイックさで勝利を掴むことだろう。