「先日、渋谷の駅前に白いTシャツを着た集団がビラを配っていたんです。10名以上はいたでしょうか。みな背中に『自死ではない』『真実の説明を!』と書かれていて、どうやら自死が報じられた人気俳優の再捜査を求めているようでした」(目撃した芸能記者)
俳優の三浦春馬さんの急逝が伝えられたのは2020年7月18日。遺作となった連続ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」(TBS系)の撮影に姿を見せなかったことから、担当マネージャーが自宅を訪ねたところ、意識がない状態で発見され、その後、搬送された病院で死亡が確認されたという。
ファンにとって胸の痛い最期から1年9カ月が経とうとしている。そして4月5日は、三浦春馬さんの誕生日だ。
警察に再捜査を求めるチラシ配りはいたるところで行われているようだ。
「ビラに書かれているYouTubeを見たところ、岡山や警視庁前でもチラシを配っていたようです。彼らが関心を寄せているのは自死の発表のタイミング。死亡が確認されて、わずか1時間後にマスコミが『自死』と報じたことに不信感を募らせています。当日、NHKが早朝に『死亡』の速報を打ったのも時系列で考えておかしい、との主張が書かれていました」(芸能記者)
新型コロナが猛威をふるった2020年には多くの芸能人が自死を遂げた。
「チラシには『連続不審死』としてリストアップされていました。三浦さんを皮切りに、芦名星さん(20年9月14日=没年月日、以下同)、藤木孝さん(20年9月20日)、竹内結子さん(20年9月27日)、ミュージシャンの津野米咲さん(20年10月18日)らの名前がありました。他にも芸能人の名が記載されていましたが、そのほとんどが、遺書がなく、また、週末に死亡が確認されていたのが印象的でした」(芸能記者)
リストに記載された中には、竹内結子さんを筆頭に、三浦春馬さんと共演歴がある俳優の名がズラリと並ぶ。はたして偶然なのか、それとも…。生きていれば、4月5日に32歳の誕生日を迎えていたはずだった。早すぎる死が残念でならない。